経皮電気刺激で減塩食品の風味が増強できることを実証

味の素株式会社、東京大学大学院情報学環 暦本純一研究室・中村裕美特任准教授 (研究当時、現:東京都市大学准教授)、お茶の水女子大学 SDGs 推進研究所・笠松千夏特任教授 (研究当時、現:東京家政学院大学特任教授) らによる共同研究グループは、経皮電気刺激を用いた味覚増強技術において、低濃度(0.3%、0.6%)の食塩水への有意な塩味増強効果と、液体や固体、和洋中様々なジャンルの 6 種の減塩食品に対する有意な塩味の増強および風味への影響を実証しました。先行研究とされる食器型装置での味覚電気刺激に比べ、咀嚼・嚥下中でも電気刺激の効果があり、液体系だけでなく固体系食品にも応用が可能であり、世界的な健康課題である塩分過剰摂取防止に役立つことが期待されます。今回、この経皮電気刺激によって複数の食品の味がより強まることを実証した一連の研究成果が、Hypertension Research 誌に掲載されました。

東大プレスリリース:

第23回情報科学技術フォーラム(FIT2024) トップコンファレンスセッション

第23回情報科学技術フォーラム(FIT2024) トップコンファレンスセッションにて、以下の発表を行います。

Telextiles: 布の触感の遠隔伝送 : 北岸 毅一 [Link] [Project Page]

【概要】 布の触感は服の快適性を決定づける重要な要素である。しかし、オンラインショッピングではその触感評価が困難である。そこで、遠隔で布の触感を伝達するTelextilesを提案した。自己教師あり学習で布の類似性を反映した潜在空間を作成し、モデルの学習に使用していない布が入力されても近似した触感を提示できる。これにより、オンラインでの購買体験の向上を目指している。

 Low-latency Beaming Display: 133μ秒の遅延で映像を提示する投影型接眼ディスプレイ : 廣井 裕一 [Link]

【概要】 本研究は、ステアラブルプロジェクタから受光メガネに映像を投影する光学透過HMDであるBeaming Displayにおいて、2D光センサによる位置検出とステアリングミラーの制御をアナログ閉ループで制御し、低遅延の映像提示を実現する。