暦本純一教授 最終講義

東京大学情報学環暦本純一教授は、本年度をもって東京大学を退官されます。
つきましては、下記のとおり最終講義が行われますので、ご案内申し上げます。

日時: 2026年2月28日(土) 15:00-17:15 (受付開始14:30)
(第一部 最終講義 : 15:00-16:00, 第二部 パネルセッション : 16:15-17:15)
会場: 東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール

第一部最終講義の演題、および第二部パネルディスカッションの登壇者は以下の通りです。

第一部 演題「Homo Cyberneticus:Human–AI Integrationの時代へ」
第二部 登壇者 「玉城絵美, 石黒祥生, 落合陽一, Adiyan Mujibiya, 张鑫磊, 西條柚, 暦本純一(司会:茂木健一郎)」

本イベントは事前登録制となっております。
参加される方は、下記ページより登録をお願いします。
https://peatix.com/event/4747229?lang=ja-jp

なお、会場の都合上、人数超過の場合は2月28日よりも前に参加登録を締め切らせていただく場合がございますので予めご了承ください。

皆様のご来場、お待ちしております。

Rekimoto Lab Research Archive 2007-2026

「暦本研究室 研究集録 2007-2026」を公開いたします。
本資料は、東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 暦本研究室が「革命的ロマン的研究室」として歩んだ20年間の研究成果、および活動の軌跡を編纂したアーカイブ資料です。
暦本純一教授の最終講義にて配布いたしました冊子のデジタル版(PDF)となります。
以下のボタンからダウンロードいただけます。

We are releasing the “Rekimoto Lab Research Archive 2007-2026,” an archive documenting 20 years of research and milestones from the Laboratoire Révolutionnaire et Romantique at the Graduate School of Interdisciplinary Information Studies, The University of Tokyo.
This is the digital (PDF) version of the commemorative booklet distributed at Professor Junichi Rekimoto’s final lecture.
It is available for download below.

MaskClipがCEATEC2025にて「CEATEC AWARD 2025」デジタル大臣賞を受賞

https://www.iii.u-tokyo.ac.jp/news/2025102423547

東京大学大学院情報学環 暦本研究室と株式会社村田製作所との共同研究成果である MaskClip (CEATECでの出展名 mask voice clip) が、CATEC2025にて「CEATEC AWARD 2025」デジタル大臣賞を受賞しました。

概要:
MaskClipは、医療環境や感染症発生時に不可欠なマスクが引き起こす音声コミュニケーション問題を解決するデバイスです。マスク着用は特に背景ノイズのある環境で音声明瞭度と認識精度を大幅に低下させます。MaskClipでは、高感度なピエゾセンサーを用いてマスク表面の振動を検出し、着用者の声のみを捉える手法を提案しています。ステンレス製のクリップに最適な位置で取り付けられたピエゾ電気センサーが音声振動を選択的に捉え、周囲のノイズを本質的にフィルタリングします。

評価実験では、ノイズの多い環境でも文字誤り率(CER)が6.1%と従来のマイクの19.7%に比べて優れた性能を示しました。102名の参加者による主観評価でも高い満足度スコアが得られています。

このアプローチは、医療施設、クリーンルームなど、保護具を着用しながら明確な音声コミュニケーションを維持する必要がある場面での応用が期待されます。

MaskClip プロジェクトページ:
https://lab.rekimoto.org/projects/maskclip/

CEATEC出展内容:
https://www.murata.com/ja-jp/events/ceatec

CEATEC AWARD 2025 審査委員会による選評:
騒がしい環境でも話者の声だけを正確に捉える、音源選択性とノイズ耐性とを構造的に両立させているという特徴を持つ。マスクの内側に取り付けられたセンサが発話の振動を直接検出することで、高品質な音声信号の取得を可能にしている。騒音環境下で音声認識の向上など、話者の声だけを認識することにより既存のノイズキャンセル技術を上まわる音声入力の向上が期待できる。製造業や病院といった、騒音環境下やマスク着用が必要な状況での音声入力の次世代インターフェースとして、その活用性が大きく評価された。これまではマスク着用時の発話、音声認識において課題があったが、本デバイスによりマスク着用がネガティブ要素にならないほか、マスクデバイス以外でのソリューションやサイレントスピーチへの応用など、将来的な可能性にも期待が寄せられた。

「CEATEC AWARD 2025」 デジタル大臣賞について:
CEATEC AWARD 2025は、事前に応募された作品の中から、2025開催テーマである「Innovation for All」に合致し、あらゆる業種・産業を網羅した「Society 5.0のショーケース」「デジタルイノベーションの総合展」としての、最も優れたプロジェクト、技術、製品、サービス、またはそれを支えるソフトウェア、アプリケーション、コンポーネント、デバイス等を表彰するものです。「デジタル大臣賞」は、デジタル社会において、個々人の多様な幸せを実現する仕組みやサービスなど、今後に向けた豊かな暮らしと強靭な社会づくりに最も寄与すると評価される応募者を表彰するものです。

参考文献:

  • Hirotaka Hiraki and Jun Rekimoto, MaskClip: Detachable Clip-On Piezoelectric Sensing of Mask Surface Vibrations for Real-Time Noise-Robust Speech Input, Augmented Humans 2025
  • 平城裕隆, 暦本純一 マスク表面の振動計測による着脱可能なリアルタイム音声強調手法の提案 第84回UBI研究会 (学生奨励賞受賞)

SIGGRAPH Asia 2025 Emerging Technologies Presentation

Project Assistant Professor Qing Zhang will present the paper “Pro’s Eyes: A Wearable System for Synchronous and Asynchronous Observational Pattern Learning” at the SIGGRAPH Asia 2025 Emerging Technologies program in Hong Kong, from December 15–18, 2025.

The paper introduces Pro’s Eyes, a novel wearable see-through display system designed to teach novices how to see the world like an expert. DOI: https://doi.org/10.1145/3757373.3763766

張清(Qing Zhang)特任助教は、2025年12月15日から18日に香港で開催されるSIGGRAPH Asia 2025 Emerging Technologiesプログラムにて、論文「Pro’s Eyes: A Wearable System for Synchronous and Asynchronous Observational Pattern Learning」を発表します 。

本論文で紹介される「Pro’s Eyes」は、エキスパート(熟練者)の視覚的な観察パターンを初心者(ノビース)に同期させるためのウェアラブルなシースルーディスプレイシステムです 。

Ubicomp/ISWC 2025 notes presentation

Project Assistant Professor Qing Zhang will present their research paper at the ACM International Joint Conference on Pervasive and Ubiquitous Computing (UbiComp) / ACM International Symposium on Wearable Computers (ISWC) 2025 in Espoo, Finland (October 12-16, 2025).

Paper Title: Beyond Symbols: Motion Perception Cues Enhance Dual-Task Performance with Wearable Directional Guidance

DOI: https://dl.acm.org/doi/10.1145/3715071.3750418

Rekimoto Lab. × Ishiguro Lab.Open House 2025

2025年11月15日(土) 13:00-18:00 , 11月16日(日) 11:00-18:00 の2日間で、暦本研究室・石黒研究室合同のオープンハウスを開催いたします。

両日ともに、17:00から教員陣による講演会・パネルディスカッションを予定しております。2日目、16日(日)の18:30からは、懇親会も開催されます(有料)。

暦本研究室最後のオープンハウスとなりますので、ぜひお立ち寄りいただけますと幸いです。

なお本イベントは事前登録制となっております。参加される方は、下記ページより登録をお願いします。

特設サイト:https://rkmtlab.github.io/openhouse2025/

参加登録:https://rkmt-ishiguro-openhouse-2025.peatix.com