宅配ロボット + TiCAによるIoA実証実験

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)のオープンイノベーションラボ(以下イノラボ)と東京大学暦本研究室(以下暦本研)は、人とロボットが共生する社会に向けて、IoA(Internet of Abilities)を具現化する遠隔コミュニケーションデバイス「TiCA(チカ)」のプロトタイプを共同開発しました。

本デバイスを、株式会社ZMPが開発した宅配ロボット「CarriRo Delivery」と組み合わせ、オフィス街を自律走行する実証実験を、3月20日(火)・22日(木)・23日(金)の3日間、品川港南エリアにおいて実施します。本実証実験には、株式会社ZMPと日本マイクロソフト株式会社が技術協力を行うほか、走行ルートとなる施設やビルを運営する新日鉄興和不動産株式会社、品川グランドコモンズおよび京王電鉄株式会社が協力します。

株式会社電通国際情報サービス

東京大学 暦本研究室

https://www.isid.co.jp/news/release/2018/0319.html

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CarriRoの天板に置かれているのがIoA遠隔コミュニケーションデバイスTiCA。全周囲カメラによって、ジャックインした遠隔者は周辺の状況を把握することができる。付近の人と音声コミュニケーションをとることも可能。遠隔者の視線方向など遠隔者の存在感を、全周囲カメラの表面に配したLEDディスプレイによって表現している。自動走行車だけでは対処できない周辺歩行者とのコミュニケーション、デリバリー員との対応などに使用する。

 

IoA仮想テレポーテーションを公開

凸版印刷とNTTドコモ、IoA仮想テレポーテーションを公開。東京大学暦本研究室との共同研究の成果をもとにした第5世代移動通信方式における高解像度映像テレプレゼンス技術の実証実験を
「見えてきた、“ちょっと先”の未来 ~5Gが創る未来のライフスタイル~」に共同出展

凸版印刷プレスリリース

参考:暦本純一 「IoTからIoAへ、人類を拡張するネットワーク」, 日経エレクトロニクス2016.2

日本経済新聞・テレビ東京

9月24日の日本経済新聞朝刊トップ記事「五感を超える力 英知、使いこなせるか」として、暦本研究室の研究が紹介されました:

また、同日のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」でも、関連特集としてAided Eyes, Flying Eyesが紹介されました: